みなさんリーダーと結ぶ時ってどんな結び方してますか?
ボクはSFノットで結んでいます。
最後のハーフヒッチの繰り返しがないFGノットの簡易的なやつですね。
最後にリーダーでコブを作ってそれで抜け防止としているので、コブができるのがちょっとカッコ悪い結び方ですが、強度は問題ないと思います。
そんなボクも一時期FGノットの結びコブのない綺麗さにあこがれて、FGノットの練習をしたことがあります。
途中まではSFノットと同じなので編みこみまでは簡単にできます。
でも、最後のハーフヒッチの繰り返しが、何十回も編みこまなければならないので、それが面倒で第一精工のノットアシスト2.0なるものを購入しました。
これを観て、ハーフヒッチの繰り返しが簡単にできそうだと思ったからです。
この動画の通りにやれば、何回か練習するうちに綺麗にノットを組むことができるようになりました。
そして実戦投入してみましたが、おかしなことにラインが切れるんです。
最初のうちはこの器具の初心者だし、うまく結べてなかったのかなと思いながら組みなおしてやっていました。でも合わせたり、根掛りをちょっと煽っただけで切れるんです。
その後はアタリがあっても思いっきり合わせることができず、そりゃあファイト中にバレますよね。
そのおかげで一時全然ダメな時期がありました。
いろいろ検証した結果、このノットアシスト2.0の動画に欠陥があることに気付いたのです。
ノットを締めこんでいくときにラインを唾やグリスなどで濡らしていないんです。
そりゃあ摩擦でPEがケバケバになりますよね。ここに問題があったのです。
自分で縛って切って縛って切ってを繰り返しているうちにノットの結び目じゃなく、ノットの数センチ上のPEの何でもないところで切れることを突き止め、ああこういうことだったのかとやっと気付いたのでした。
その当時使用していたラインは0.5号のよつあみG-SOUL PEでしたので、どちらかといえばコーティングの薄い柔らかいラインでした。
もともとPEって摩擦に弱いですよね、0.5号以下の極細PEラインに至っては言うまでもないですよね。
0.8号以上の普段シーバスで使うような標準以上の太さのラインなら、この動画のような結び方でもそこまで影響ないのかもしれませんが、それ以下の細さのPEラインでは無理じゃないでしょうかね?
よく考えてみたらわかることなんですが、ボクはこのノットアシスト2.0が革命的なもので、ラインにダメージを与えずに完璧なノットができるものだと思ってしまいました。
そして、この動画を鵜呑みにしてしまったのが間違いでした。
動画の後半部分のハーフヒッチの部分を観てもらえばわかると思いますが、ピンと張ったPE本線にギュッとこすりつけながらハーフヒッチを重ねていくとこなんて危険極まりない部分ですよね。
ノットアシスト2.0を使わずに手で編みこむ場合なら絶対に締めこむときは唾で濡らしたり、じゅるじゅるを使いますし、締めこむとき以外はそこまでラインにテンションが掛かっていないから摩擦が生じにくいんだと思います。
もしノットアシスト2.0をお使いの人で同じような症状があった方は以上のような理由が考えられますので気を付けてください。
対策としては結ぶ時にラインをベロベロ舐めながら、PE本線になるべく摩擦を掛けないように結べば状況は改善するかもしれません。
ボクはもう使うのやめちゃったんで、たぶんですけどね。
そんなわけでそれ以来ノットアシスト2.0は使っていません。
もともと得意だったSFノットに戻って落ち着いている次第です。
結びコブがあったってガイドまで入れなければ問題ないですからね。
現在はPE0.6号にSFノットでフロロの2号か2.5号を30センチくらいつけて、その先にファイティングリーダーとしてフロロの5号30センチくらいをエイトノットで結んで使用しています。
これだと根掛りしてもPE本線に傷が入っていなければ、ファイティングリーダーの結び目で切れてくれるので短時間で復帰できます。
エイトノットには以前自作した、自作8の時結び器を使用しています。
これ案外使えています。
気になる人は過去記事参照 ⇒
釣れないから工作しました
そういうことで、かえるくんにとっては無駄な買い物でしたという話でした。
欲しい人いたらあげます。
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