2015年11月22日
フィッシングプレッシャー
本日11/22はいい夫婦の日で
家族サービスのため釣りはお休み
っていうのはウソで、地区の親子マス釣り大会に
参加のため、朝のフラット狙いの釣りはお休みです。
この、親子マス釣り大会は毎年行われているようなんですが、
去年までその存在を知らず、参加しておりませんでした。
なので今年が初参加となります。
ニジマスを1500匹も放流して釣り大会をした後は、
子供たちが川に入ってつかみどり大会に変身するという催しです。
かえるくん親子も延べ竿とエサのイクラとモエビを持って参加してきました。
最近海でモエビでばかり釣りをしているので、
川でも絶対に効果抜群だろうという考えで用意してみました。
8:30の開始の合図とともに、釣り開始です。
周りでは一斉に竿が曲がります。
モエビをつけたボクの竿にはアタリがなく
すかさず、釣れているイクラにチェンジすると20センチほどの
かわいいニジマスが釣れました。
その後もう1匹追加して、その間ものの10分ほどでしょうか、
周りでもぱったりとアタリが止まりました。
魚がもうスレてしまいました。
こんなことがあるのっていうくらいぱったりと釣れなくなりました。
魚の目の前にエサを通しても、
完全無視
さっきまで我さきにっていう感じでエサを追っていたのが
ウソみたいに素通り…
それから釣り大会終了の10時まで周りでもほとんど竿が曲がることなく
終了しました。
ボクだってねぇ、それなりに釣りをしてますから、
そこらへんの素人さんよりは釣れると思っていたわけですよ、
でもね、何をやっても口を使ってくれないんですよ。
こんな、養殖場でぬくぬくと育ったやつらでも、
本能で仲間たちが釣られていくのを見て学習してるんですよ。
たったの10分で。
これを、自分の海でのルアー釣りに当てはめてみると、
いつも狙っているのはマゴチやヒラメの50センチオーバーです。
50センチを超えるのには何年もかかっているわけで、
小さなころから喰うか食われるかの生存競争を
勝ち残ってきた、いわゆる猛者たちですよ。
養殖場育ちのニジマスなんかよりたくさんの修羅場をくぐりぬけて
今のサイズまで育ってきたわけですから、
頭もそれなりにいいわけです。
彼らも、同じルアーで同じコースを何回も通していれば、
学習するわけで、海の中でもスレるっていう現象が起こっている
と考えられます。
混雑した釣り場なんかでは今回のようなことが必ず起こっているはずです。
魚がガンガン回遊してくるような場所では同じルアーを
通していても、別の魚がどんどん回ってくるので、スレるっていういことは
少ないかもしれませんが、居着きの魚を狙う場合には
同じコース同じルアーでは絶対に見抜かれて
居ても喰わないっていう状況が起こっていると考えられます。
ルアーを変えたり、カラーを変えたり、アクションを変えたりして
魚を飽きさせないってことはかなり重要なことになってくると思います。
このことをちょっと頭の片隅に覚えておくと
今後の釣りに役立ってくるかもしれません。
今回の親子マス釣り大会は魚は2匹しか釣れませんでしたが、
魚の生態を知るうえではちょっと勉強になりましたので
行ってみてよかったかなと思います。
PS:1500匹っていうのは絶対ウソでしょ、どう見ても2、300匹で
多く見積もっても500匹くらいでしょ。
ウソはいけませんよ。
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Posted by かえるくん at 21:21│Comments(0)
│えさ